2008年3月3日

放心

ものすごくがんばった二年半だった。自己顕示とか自己実現とか出世とか肩書とか、そんなものとは無関係にがんばってこれた。

すべてはチームのために。

チームの中では、エースでも四番でも、ひょっとしたら一軍でさえなくて、トレーナーとか用具係とかだったのかもしれない。それでも徹夜続きの毎日を乗り越えられたのは、チームの勝利を信じていたからで、実際負ける気はしなかったし負けなかった。チームメイトは馴れ合いなどとは無縁で、お互いをガツガツと削り合った。上司は容赦なくカミナリを落とした。チームはいつでも活気にあふれていた。仕事にも遊びにも過剰なほどの力を注ぎ、失敗を繰り返し、成長した。
そのチームがこないだの金曜日に解散した。素晴らしい打ち上げが終わり残ったのは、寂しさと思い出だけで、放心した…。いままで忙しくて気付かなかったけど、気持の整理がつかない。デスク周りが片付いてないのに、モヤモヤした気持ちが片付く訳がない。素晴らしいチームメイトにただ感謝するのみ。
そして今日月曜日からは、新チームに編成される。正直、かなり辛い。しばらくは右往左往するだけの日々なのだろうな、と。本当はあと三ヶ月ぐらい放心していたい。
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