2010年2月22日

猫の日

2月22日は猫の日。とりあえずウチの猫にも、おめでとう、と言ってみた。ところで、おめでとう、で良かったの?
一緒に暮らしはじめてもう13年。癒されてばかりでは申し訳ないので、せめて食べたいものは好きなだけ、と思って甘やかしていたら、昨年末に腎臓疾患になりました。毎日のようにところかまわず嘔吐して、毛なみも悪くなり、少し痩せ、大量の水を飲んで大量の尿をする…という症状でした。本やインターネットで調べると、立派な腎臓病の傾向だということがわかり、動物病院に連れていくことに。
覚悟はしていたのです。腎臓病末期の猫に人工透析を行うのは飼い主のエゴなのではないか?好きなニボシも食べられず、療法食だけで数ヶ月間寿命を延ばし、痩せ衰えて死ぬことが猫の幸せなのか?大きくなった頭でいろんなことを考えながら、診察を受けたところ、腎疾患ではあるけれどまだごく軽い、という診断。「薬と療法食でうまく付き合えば長生きできますよ。海ちゃん、長い付き合いになりそうだねー。」と、同い年ぐらいの獣医さんに言われた。(猫の名前が「海」)
投薬と療法食で3ヶ月。体重も戻り、毛なみもツヤツヤ、食欲旺盛、吐くこともなくなり、尿の量も普通に。5歳ぐらい若返った感じで、毎日とてもうるさい。獣医なんて半分気休め商売だと思っていたけれど、馬鹿にできないもんだ。そしてこれからの長い付き合いでかかる医療費も馬鹿にならない。
せめてあと5回は、2月22日に「おめでとう」と言わせておくれ。飼い主が、もう少し強くなるまで。
Powered By Blogger