2007年5月19日

LOSTとWWE

アメリカの人気ドラマ『LOST シーズン3』 ジャパンプレミアを鑑賞する、という僥倖に恵まれました。シーズン3のデキうんぬんはどうでもいいんですが、登場人物がまた増えてました。アメリカのドラマって伏線を張るだけ張って、うまくつながったトコだけ残して、あとは知らんプリってことをやります。アメリカのドラマ…と言っても、J.J.エイブラムスのドラマだけなのかもしれませんけど。たくさんの出演者にそれぞれ伏線を持たして、それをメインストーリに撚りあわせて、ストーリー自体を太くしていく、っていうイメージです。うまく馴染まなかった伏線は、いつまで経っても伏線のまま…。
この方式って、アメリカンプロレスWWEのストーリー展開と同じなんじゃないかと。新しいレスラーにゲイだとか、ダンスが上手とか、卑怯者とかっていうギミックを与えて、お客の反応が良かったものだけをメインのストーリーとして育てる。評判が悪かったレスラーは、ギミックチェンジをするかクビになるか。そして特番でいくつかのストーリーに一応のオチがついてしまうと、また新しいレスラーを入れて伏線を増やす…。メイン級のレスラー以外が、めまぐるしく入れ替わるのも無理ないです。
LOSTも同じく、新しいシーズンが始まるたびに、登場人物が増えて行くんだろうなぁ。WWEみたいに脇役をクビにできないところが辛いですけど、その代わり“殺し”ちゃいますから、LOSTは。ずーっと主役級でストーリーにからみ続けるのは、WWEでずーっとメインイベンターを続けることぐらい大変なことなのかもしれません。さしづめ、ジャックがアンダーテイカーで、ソーヤーがHHHみたいなもんですか。…違いますか。
 

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