2009年4月18日

森下みの家「桜なべ」

写真が汚いなぁ…。

若い女性二人を連れて森下のみの家へ。ひとりが転勤、もうひとりは結婚だそうで、目出度かったり、寂しかったり。ただこのみの家の「桜なべ」。ゆっくりと話をしながら楽しむような鍋ではないのです。下町の江戸っ子御用達のお店には共通点が多いのですが、そもそもメニューの選択の余地が少なく、注文したらすぐに出てきて、鍋は小さく銅製で熱伝導抜群、火にかけるとすぐに煮えて、すぐに食べられる、いやすぐに食べないと旨くない。そんな気の短い江戸っ子仕様になっているので、どんなにがんばってもお店に滞在できる時間は1時間やそこらです。なので、みの家では鍋に集中し、2軒目でゆっくり話を伺いましたよ。
で、この「桜なべ」というのは、馬肉を使った鍋のこと。味付けはお店によって違うのだろうけれど、みの家では味噌と割り下を使った甘辛いすきやき風。ビールや日本酒はもちろん、赤ワインもよく合う。みの家に置いてある赤ワインは、よく冷えたスペイン産のトーレス。普通、冷えた赤ワインなんかが出てきたらムキーってなるところですが、ここに限ってはむしろ冷えてた方が桜なべにあうような気がするのが不思議です。一緒に馬刺しと卵焼き、〆にご飯を頼んで満腹となりました。

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