2007年5月23日

ダービー目前にして「武豊の不振」の記事

武豊、今シーズン不振です。
武豊、大不振の裏にあるエージェントの正体とは?
記事ではエージェントのせい、ということになってます。現在の成績をnetkeibaで調べてみると、勝利数以外はそれほどひどくなく。勝率、連対率、複勝率、ともに一流ジョッキーのそれです。でも見た目、もの凄い不振に見えてしまうのは、
1.シーズン初めに騎乗停止期間があった
2.クラシックで目立ってない
3.安勝の成績が凄すぎる(複勝率.511)
4.岩田の騎乗数・勝利数が多い
などの理由が大きいように思います。
下の二つ、地方出身ジョッキーの躍進は、記事にあるようにエージェント集団のグッドジョブが大きな要因なのでしょう。もともと関東の内田博を含めて、岩田・安勝レベルの地方出身ジョッキーは、トータルの騎乗数がそのまま技術に裏打ちされているように感じます。アメリカのTOPジョッキーなどと同様の感覚です。そりゃもう、ケント・デザーモが美浦の藤沢厩舎でスポット主戦ジョッキーをつとめた時の衝撃は、今のグラビア界におけるリア・ディゾンの比じゃなかったですよ!まさに黒船襲来でしたっ!
1.の騎乗停止は仕方ないことなので、やっぱり武豊の問題は「2.クラシックで目立ってない」ことなんだと思います。サンデーサイレンス産駒のいない初めてのクラシック→抜けた馬がいない→有力馬が武豊にまわってこない、と。サンデーがいなくなって日本競馬のレベルが下がったとは思いたくないけれど、確実に個々の馬のレベルは平均化している訳ですから。だってジャングルポケットの仔がこんなに走るだなんて、誰が予想できました?ジャンポケだけならまだしも、テンビーとかホワイトマズルとかチーフベアハートとかの仔が、重賞獲るなんてのは…やっぱりレベル下がってるんですかね。
まあ、なんだかんだ言っても、年末には武豊がリーディングとってるような気がします。

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