2008年3月3日

放心

ものすごくがんばった二年半だった。自己顕示とか自己実現とか出世とか肩書とか、そんなものとは無関係にがんばってこれた。

すべてはチームのために。

チームの中では、エースでも四番でも、ひょっとしたら一軍でさえなくて、トレーナーとか用具係とかだったのかもしれない。それでも徹夜続きの毎日を乗り越えられたのは、チームの勝利を信じていたからで、実際負ける気はしなかったし負けなかった。チームメイトは馴れ合いなどとは無縁で、お互いをガツガツと削り合った。上司は容赦なくカミナリを落とした。チームはいつでも活気にあふれていた。仕事にも遊びにも過剰なほどの力を注ぎ、失敗を繰り返し、成長した。
そのチームがこないだの金曜日に解散した。素晴らしい打ち上げが終わり残ったのは、寂しさと思い出だけで、放心した…。いままで忙しくて気付かなかったけど、気持の整理がつかない。デスク周りが片付いてないのに、モヤモヤした気持ちが片付く訳がない。素晴らしいチームメイトにただ感謝するのみ。
そして今日月曜日からは、新チームに編成される。正直、かなり辛い。しばらくは右往左往するだけの日々なのだろうな、と。本当はあと三ヶ月ぐらい放心していたい。

2007年7月16日

ドリーム オン アイス 2007

7/14~7/16に新横浜で行われているドリーム オン アイス 2007を観る機会に恵まれました。フィギュアにもスケートにも、ましてやフィギュア・スケートにもまったく興味はないのですが、観ちゃったものは仕方ない。
1週間前に浅田姉妹の不参加が発表され、初日の朝に安藤美姫の不参加が発表される、というバタバタぶり。ホントはもっと前から決まってたんでしょうが、チケットの売れ行きとかスポンサーの兼ね合いとかあるんでしょう。でも会場で見る限り、ヘビーなクレームを付けてた人は数人でした。
ただその人たちは「出ない選手をチラシに載せるな」とか「見たかった選手が急に欠場した」とか、遠まわしな表現でクレームをしていました。「安藤美姫が出ないからオレは怒ってんだ」「オレは誰がなんと言おうと安藤美姫のファンなんだ。」などとは、言わないんです。安藤美姫ってのは、そんなに遠まわしな表現をされるほどアンタッチャブルな存在になってしまったんですかね。まあ、育つにつれて、エラにかぎらず色んなところがナニですもんね。
演技の方はシーズンオフのエキシビションということで、みんな大して凄くもなく、綺麗でもなく。ステファン・ランビエールだけはもの凄かったですけど。やっぱりスペシャルな人っていうのは、どんな状況でもスペシャルなんですね。
これまで、フィギュアは競技なのか芸術なのかはっきりしてくれっ!ってのが、好きになれない一因だったんですが、今回鑑賞してなんとなくの結論が…。少なくとも芸術ではないです。競技は競技。エキシビションはショー。それならそれでもっとちゃんとした演出家つけるとか、照明や音響を工夫するとかしないとダメでしょう、ショーの場合。ラスベガスのシルク・ド・ソレイユのショーと同じだけの金額とってる訳ですから。プロ意識の欠如ですよね。あ、大半の出演者はプロじゃないのか。
放送は、7/17(火)19時からフジテレビ系で。

2007年7月12日

『天使と悪魔』 ダン・ブラウン

ダン・ブラウンが『ダ・ヴィンチ・コード』の前に、ほぼ同じコンセプトで書いていた小説。この本もベストセラーだったのかどうかはよくわかりませんが、まあいろんな意味で概ね似たようなもんです。

・ヒロインが『ダ・ヴィンチ~』よりも魅力的。
・悪役が『ダ・ヴィンチ~』よりも魅力的。
・ストーリー展開や謎解きの過程が『ダ・ヴィンチ~』よりも魅力的。

などの理由で、『ダ・ヴィンチ~』よりも上かな、と。まあ『ダ・ヴィンチ~』と同じなんですけどね。映画化はできないんだろう…と思ったら、SPEで映画化が進んでいるようで、ニュースを信用するなら、ちょうど今頃ローマで撮影をしているそうです。

2007年7月11日

焼肉 名門(四谷)

少し前になりますが、テレビにちょくちょく出る焼肉「名門」に行って来ました。写真は、あの有名な「スーパーホルモン」です。1m~2mくらいありました。だいたい1頭のウシから3本分くらい取れるそうです。長いんだなぁ。ウシの小腸。
名門
味の方なんですが、最初に食べたタン塩と、その次に食べたスペシャルなハラミが抜群!その後は…あまり鮮烈な印象がありません。
というのも、ハラミを食べ始めたあたりから、飲み物をビール→マッコリへとスイッチし、都合5人ほどでマッコリ(720mm)を10本以上飲み干す失態。美味しい肉を食べるためには、お酒は飲みすぎてはいけない、という鉄則を破ってしまったんです。誰よりもたくさんマッコリを飲んでしまったので、これ以上の味の解説は無理ってことです。
でも肉より酒に走りたいときもありますわな。人間だもの。
お代の方は、想像よりもたくさんかかりました。そりゃそれだけ飲めば当然ですが。

2007年7月7日

錣山部屋

元寺尾の錣山部屋。最近近所に完成したので、前を通ってみました。
いやぁ~スゲーですよ。こないだ行った(いろいろ話題の)宮城野部屋とは比べようもない!綺麗だし、大きいし。写真には写りきってないですけど、8階建くらいあります。(いろいろ話題の)名門・時津風部屋もさすがに大きくて立派なんですが、上の方は普通のマンションなんです。この錣山部屋はそんなこともなく(たぶん)、親方の家とか、弟子の部屋とかになってるんだと思います。清澄白河駅から目と鼻の先、という立地も申し分なく。こんな部屋で稽古してたら出世も早いでしょうね。明日から名古屋場所です。ガンバレ豊真将!オレも入門するならこんな部屋にしよう、と。

2007年6月27日

クリス・ベノワ

のんびりとした昼下がり、久々に届いた知人からのメールでとても悲しいニュースを知りました。
W・ペガサスことクリス・ベノワ死去
断片的なWEB上の情報や、関係筋に入ったらしい第一報などから「一家無理心中」的なものではないか、と推察します。どんな理由があったにせよ、悲しいことです。ご冥福をお祈りします。
ご存じない方のために説明すると、クリス・ベノワはカナダ出身にも関わらず、日本の新日本プロレスで修行をして、Jrヘビー級チャンピオンに輝いた後アメリカへ戻り、世界最大のプロレス団体WWEのヘビー級チャンピオンにまでのぼりつめ、ファンのみならずレスラー仲間からも広く尊敬を集めた、超一流のプロレスラーでした。
ベノワが北米に戻ったころのアメリカンプロレスというのは、ショー的な要素がとても強く、日本のプロレス(ストロングスタイルと言ってしまいますが)と比べるべくもないほど、その“レスリング”という格闘技のエッセンスが薄まったものでした。そこにベノワは、新日本プロレスで培ったストロングスタイルを堂々と持ち込み、同じような経歴を持つエディ・ゲレロと共に一世を風靡したのです。しかし、そのエディもすでに早逝し、ベノワも40歳という若さで亡くなりました。
日本はそれほどでもないですが、とにかくアメリカのプロレスラーは若くして亡くなる人が多いです。
・遠征続きで、毎日のようにリングに上がらなければならない。
・テレビ向きのカラダを作るために、筋肉増強剤を使用する。
・痛みをごまかすために、鎮痛剤を大量に服用する。
・同じような理由でアルコール中毒になる。
・同じような理由でドラッグ中毒になる。
ざっと考えただけで、これほどの不健康そうな理由が思い当たります。アメリカンプロレスの裏側には、想像を絶するような苦難が満ち満ちているに違いないんです。

そんな中、ストロングスタイルの元祖・A.猪木氏が主催するIGFの旗揚げ戦「闘今BOM-BA-YE」は、開催まで残り3日となっても対戦カードはおろか、出場者さえも確定していない模様。
小川イライラ、カードが決まらず「本当にやるんかいな」=IGF
さすが本家は、くよくよ悩みません。さらにまだ旗揚げ戦も終わっていないIGFの向こうを張るこんなイベントも…
レスナーvsアングル、こちらは無事調印式=7.6 NOSAWAボンバイエ
このヌルさが日本のプロレスラーの寿命を伸ばしてるんです。これで良いんです。アメリカみたいに悲しいことになるくらいなら、こんな日本のプロレスで良いんです。そしてこんな日本プロレス界を支える、プロレスラーとプロレスマスコミ、プロレスファンの懐の深さは、国技である大相撲ゆずりなのだと思います。

2007年6月8日

アメリカン・ダンス・アイドル

夜9時ごろ、閉店後の伊予銀行新宿支店の前を通ったら、若者が10~20人ほどもたむろって、ガラスに映る自分の姿を見ながら、ダンスの練習をしていました。他にもたくさんガラス窓のあるビルがたくさんあるのに、伊予銀行新宿支店の前限定でした。なぜだか良くわからないけど、いいぞっ伊予銀行!太っ腹だぞっ伊予銀行!けしてイメージは良くないが。
悪そなヤツらが、悪そなヤツらだいたい友だちって感じのヤツにダンスの振り付けを教わってる姿は、なかなかにして微笑ましく。今どきの世の中はOJTと言ってそんなに仕事を懇切丁寧に教えてくれたりはしないものだよ、と教えてたくなる気持ちをグッとこらえ、トリがヒナに飛び方を教える姿を思い、なるほど生物としてあるべき姿だから微笑ましいのだ、と考え直しました。
今の世の中にもダンス甲子園のようなものがあって、ただ彼らはそれに向けて一心不乱に練習しているのかもしれませんが、そのためにどうして集団を形成してしまうのでしょう。群れてサークルと化すことで、好きになったり嫌いになったり、くっついたり離れたり、ひとりじゃできないような悪いことを集団の力でやってしまったりでロクなことないと思うんですが…。みんなで同じような踊りをして、シンクロ具合の些細な優劣を競うようなスタイルなんでしょうなぁ。最近のダンス甲子園は。(いやそんなものがあるのかどうかは知りません)。
その点、やっぱり自由の国アメリカは違いますっ!アメリカで流行のリアリティショーのひとつアメリカン・ダンスアイドルは、アメリカ版ダンス甲子園的なオーディンション番組ですが、当然個人戦です。自信満々に踊って酷評されたあげく審査員に悪態をつくヤツや、自信満々に踊ってる途中で気持ち悪くなって吐くヤツなど、出演する素人もかなり強烈。当然勝ち上がって行くのは踊りの上手い人ばかりなのですが、序盤でふるいにかけられる人たちの踊りはものっ凄く下手なんです。なのになぜかみんな自信満々!これぞ個性!これぞ自由!けれど良く考えたら、集団に頼らなくても悪いことしそうな人も多いですね。
大変面白い番組なので、興味のある方はぜひご覧ください。詳細はこちらへ。
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