2010年5月30日

東京優駿

思い出すのもつらいけど、東京優駿の反省。
◎エイシンフラッシュ、○コスモファントム、☆ゲシュタルト、という予想で馬券購入に臨んだ。結局1-エイシンフラッシュと5-コスモファントムの二頭軸三連単マルチを購入して、ハズレ。皐月賞の後、こういう予想をしておいてどうしてハズれるのか!結局、本当の馬券下手ってことだ。内田さんは皐月賞とほぼ同じ乗り方をして、勝った。そしてオレは、皐月賞とほぼ同じ予想をして負けた。ダービージョッキーと、馬券下手の違いは大きい。
アドマイヤテンクウが京都新聞杯で大敗した時点で、◎エイシンフラッシュが確定。三連単二頭軸の相手探しをはじめたのだが、どうしても本命サイドの人気各馬を選ぶ気になれず、さらなる穴馬を探すことに。皐月賞本命のゲシュタルトと、休み明けに好勝負をしたコスモファントムの二択。ゲシュタルトのローテーションの厳しさを理由に、コスモファントムを上位に取った。ヴィクトワールピサは皐月賞で着差ほどの強さを感じなかったこと、ペルーサは藤沢流の余裕あるレース選択と軽い調教がネックに、ヒルノダムールは中山でこそ発揮された切れ味が東京向きでないと判断し、それぞれ軸にはできず。実際のレースでは、ペルーサはスタンド前発走で出遅れた。馬には可哀想だがクラシックではよくあること。ヒルノダムールは流れに乗れず、ヴィクトワールピサは直線前が開かないということは無かったが距離が少し長かった印象。エイシンフラッシュは完勝したが、コスモファントムは10着惨敗。ゲシュタルトは4着だった。
予想の大まかな方針は間違えてないはずなので、馬券を取る方法だけを考えよう。皐月賞も東京優駿も、エイシンフラッシュの馬連とワイドだけで勝負をしていれば、翌週の馬券代ぐらいは出ていた。つまるところ、馬券でバイク買おうとかマンションの頭金にしようとか思っているのが敗因なのだ。しばらくは翌週の馬券代を稼ぐためだけに、本命馬の馬連とワイドで勝負をしようと誓った。
誓った直後の目黒記念。◎フェニコーン、○イケドラゴンだったのだが、いまいちイケドラゴンが信用できず、4-フェニコーンの馬連で勝負した。結果、フェニコーン3着、イケドラゴン2着。いつものように二頭軸三連単マルチで買っていれば24万円だっただけに、いくら飲んでも寝付きが悪くて当然。競馬に神様がいるのなら、なかなかシャレたことをする。オレは来週からどうすればいいの?でもまだまだ人生は続く。

2010年4月18日

ギルバート・メレンデス VS 青木真也

今日アメリカで、ギルバート・メレンデス VS 青木真也のタイトルマッチが行われた。
インターネット生中継という環境で観戦できたのだが、結果は残念ながら、青木がフルマークで判定負けの完敗。メレンデスがcageでの青木対策を充分に練っていたにもかかわらず、青木の方は無策に感じられた。メレンデスは、青木に足を絡めとられないように、また青木の足に上半身を絡めとられないように、スタンドでもグラウンドでも必要以上に距離をとってパンチとパウンドをはなつ。アグレッシブに攻めすぎて青木の足が上半身に絡んだときには、青木をcageに押し付ける。結局、青木は何もできなかった。cageとリングの違いは、グラップラーには大きいようだ。
最近のUFC(およびアメリカで行われるメジャーMMA競技)では、その本国アメリカでの人気を背景に、レスリングなどで鍛え上げた猛烈に強いフィジカルを持つエリートアスリートたちが、分厚い層をなしてUFCとの契約を虎視耽々と狙っている。レギュラー参戦している選手たちは、不甲斐ない試合を1試合でもすればすぐにリリースされる。彼らの生き残る道は、相手の良さを徹底的に消してでも、絶対に負けないこと。結果、Ultimate Fightという競技は、日本で行われている総合格闘技とは、別モノになってしまったように感じる。PRIDE消滅以降、UFCと契約した数多くの日本人選手のうち、試合数をこなし現在でも契約を勝ち取っているのは、日本人としてはフィジカルに優れた岡見勇信と吉田善行だけ。どちらもPRIDEやDREAMとは、ほとんど縁がなかったところが皮肉だ。
これで日本の総合格闘技が終わったとは思わないが、アメリカのトップクラスの選手と金網で互角に渡り合える日本人選手は、今のところほどんといないことがはっきりした。そして、日本の総合格闘技人気が復活することはあるのだろうか。とても心配だ。

皐月賞

毎週、反省あるのみ。本命対抗順不同で、6-ゲシュタルトと11-エイシンフラッシュを予想。2頭軸三連単マルチのみを薄く購入したところ、外れ。先週予想したとおり、ヴィクトワールピサが1番人気で1着でした。1週間前なら当ててるじゃん!
11番人気のエイシンフラッシュが3着で、12番人気のゲシュタルトが6着なので、狙いとしては悪くなかった。悔やまれるのは、エイシンフラッシュのワイドを購入しなかったことで、買っていれば先週の負けぐらいは取り戻せたかも。
結果論で言うと、ゲシュタルトの勝浦は、もう少しのんびり行ってくれても良かった。そりゃ行けない理由もあったのでしょうけれども。逆にエイシンフラッシュの内田は、もう少し前で競馬していれば2着はあったかも。ただ内田さんは、ダービーに向けて相当な手ごたえを感じているのではないだろうか。そんな乗り方をしているように感じた。
ダービーは当然、皐月賞を勝ったヴィクトワールピサが一番人気になるのだろうが、2着のヒルノダムールとそのヒルノダムールを若葉Sで差したペルーサもかなり人気になりそう。ヴィクトワールピサは岩田の好騎乗で最内を周ってこの着差だけに、良馬場府中の2400mだとそれほどの差はなさそう。でも、重馬場ならまたネオユニバースの血が騒ぐのかもしれません。
今のところのダービー本命はエイシンフラッシュにしておいて、アドマイヤテンクウがNHKマイルでも楽勝してきたら、また考えよう。

2010年4月11日

桜花賞

忘れる前に反省を。本命1-ショウリュウムーン、対抗10-レディアルバローザとして、三連単二頭軸をメインに馬券を買った。結果は大はずれでした。
最大の敗因はいつものように、1番人気を1番人気という理由で、軽視したこと。そのほか思いつくことをあげてみると…アンカツは甘くみないほうが良い、クセ馬は多頭数の内枠では2割引ぐらいにすべき、やっぱ福永祐一は結構上手い、そして生まれ変われるなら金子真人になってみたい。
前が詰まったり、ささったりして、しばらくまともに追えなかったショウリュウムーンの4着は仕方ないとして、レディアルバローザの11着ってのは納得がいかない。これが実力なら、まさに見る目なし、ってこと。この流れから考えると、皐月賞はやめたほうがよさそう。1番人気ヴィクトワールピサが、1番強そうだから勝ち目がない。

2010年4月10日

最近の体調

最近体調がすぐれないことが多い。
ジムでトレーニング→晩メシに高たんぱくな食事&プロテイン→翌朝おなかくだす→トレーニングの概ね24時間後に全身の倦怠感と筋肉痛→でも深酒する→二日酔い→風邪に似た症状&微熱…。
筋トレの2日後が全く使いものにならない。歳のせいなんだろうが、なんかヤバイ。とりあえずトレーニングの翌日のお酒をやめてみるか。

2010年3月20日

ロックの学園2010


神奈川県三崎市にある旧神奈川県立三崎高校でこの三連休に開催されている「ロックの学園2010」に行ってきた。昨年に引き続き校長の忌野清志郎は出張中。海が近いので、風がとても強く、屋外で演奏させられているアマチュアバンドの人たちがとても気の毒でした。
体育館で行われているプロミュージシャンによるライブはともかく、天気の良い三連休初日だったからなのか、全体的にお客さんの数は控えめ。やっぱり、都心から1時間半以上かかるアクセスが一番の問題なのだろう。
その体育館ライブのうち「泉谷しげる(GUEST:LOVE PSYCHEDELICO)」を観ることができ、とても楽しめた。泉谷のCD買って聞いてたのは、もう20年以上前(!)のことだけど、まだ当時のアルバムの曲をやってた。他には「春夏秋冬」とか、ビートルズのカバーとか、清志郎追悼の「雨上がりの夜空に」とか。20年以上同じこと続けられるって凄いことだ。あと、最近、LOVE PSYCHEDELICOばかりipodで聞いているので、生で観られて良かった。

2010年3月2日

読書「賭ける魂」

さっき姉の日記を読んで初めて知ったこと。血がつながっているにも関わらず、姉はギャンブルに全く興味がないそうだ。無意識のうちに、自分のギャンブル好きに理由を求めていたのかもしれないけれど、亡くなった祖父(父方母方共に)が花札好きだったり麻雀好きだったりしたことを伝え聞くと、ホッとしたものだ。血は水よりも濃し、だなぁ、とか思ったり。でもそうでは無かったのか。そういえば、今となってはパチンコが大好きな兄を、初めてパチンコ屋に連れて行ったのは俺だった。
誰が言いはじめたのか知らないけれど、「人間の運の総量は産まれたときに決まっていて、それを使い果たしたときが死期」みたいな考え方があるように思う。小学校の入学にあたり試験に加えてクジ引きがあり(ある種特殊な学校だったので)、それをくぐりぬけたことで自分の運を使い果たしたのではないか、などと考えたこともあった。高校、大学とことごとく受験に失敗し、さらに入社試験に失敗するのが怖くて、就職活動を放棄したころのことだろうか。受験の失敗は、運ではなくて実力の問題なのに。
この本では、宗教人類学者が自らのギャンブル経験をもとに、必勝法のたぐいではないが、それよりもはるかにためなる考え方を披露してくれる。おそらく自分が何十年かかってもたどり着けないだろう考え方を、たかだか720円で得ることができるのが読書の素晴らしさ。
今の日本では、ギャンブルが嫌われている。賭博行為が法律で禁止されているから仕方ないのかもしれないが、例えば、ディズニーランドで一日遊んで1万円使うのは善、一日かけて予想した競馬に1万円賭けるのは悪、というような認識があるように感じる。ディズニーランドで一日遊んでも、1万円が10万円になることは万にひとつもないのに!こつこつ働いてお金を貯蓄するのが善行、という幼いころから刷り込まれた意識が不景気の元凶なのだとしたら、同じくギャンブル=社会悪、という意識も改めるべきだろう。少なくともカジノ合法化は、日本が全力で取り組むべき課題だ。
ギャンブルによって得られる重要なほとんどのものは、勝つ喜び(お金)ではなく、負ける経験だったりする。ギャンブルで物事の不確実さを痛いほど知っている人間が、元本保証の和牛商法や、怪しげなマルチ商法に、こつこつ数十年働いて貯めた老後のための数百万を注ぎ込むような愚行をはたらくとは思えない。ま、そもそもギャンブルで痛い目にあっていたら、そんな貯金はないだろうが。
今の日本に足りないのは、ギャンブルを人生の歓びのひとつとして楽しめるような国民性だと思う。この本にもあるように「毎日100人が自殺するような国」は、いくら勤勉でも、いくら金を儲けても、世界からは同情されこそすれ、尊敬などされないだろう。受験に失敗したからおしまい、仕事でミスしたからおしまい、嫁に逃げられたからおしまい。そんなことぐらいの失敗で、やり直しのきかない世の中にしないために、もっとギャンブルを楽しもう。ギャンブルをやれば、ほとんどが“おしまい”の連続だということに気づくだろう。それでもギャンブラーは賭け続ける。「すべては途中経過にすぎない」から。
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